スペインとドラッグ

◆加勢大周覚せい剤逮捕、自宅で大麻も栽培(Gooニュース)

ちょっと古い記事だけど。下書きのまま忘れてました。

最近日本でも覚せい剤の使用で逮捕される有名人たちが続出。一般の人でもかなり広がってきていると思います。

マリフアナ 【Marijuana】はメキシコのスペイン語で、安いたばこ、という意味です。それが英語に借用されて、大麻という言葉に置き換えられました。
大麻自体はスペイン語ではcanamo”カニャモ”で
「麻」と同じ意味で使われています。Cannabisともいう。

大麻は酒やたばこより害が少ないとの研究結果もあるそうですが、、大麻から始まり、もっと強いものを、もっといいものを・・・とコカインなどに手出してしまうことが一番の理由ではないでしょうか?

俗に、ゲートウェイドラッグとも呼ばれているそうです。

スペインでは、個人の使用なら大麻はいいのだそうで、お店にも大麻の鉢植えが売ってあったりします。
日本との違いに最初話を聞いた時は驚きました。オランダは一部のドラッグは合法とは聞いたことはありますが、まさか、スペインが欧州でドラッグ使用率1,2位を争う国だとは。。
大麻を売ったりするのはNGですが若者の間で、大麻は普通に使われているようです。しかし、スペインのドラッグ事情もかなり深刻なようで。
テレビでも、夜の若者達を追ったドキュメンタリーを放送していましたが、お酒とドラッグで騒ぎまくる若者達が映されていました・・。

European Monitoring Centre for Drugs and Drug Addiction(EMCDDA)
-ヨーロッパドラッグ監視センター によると
スペインに入ってくるドラッグはコロンビアやトルコからが多いそうです。そしてスペインでの初めてのドラッグの使用は18.3歳からと・・・

ドラッグを使用することによって、本人だけいい気持ちになればいいかもしれない、でもそんなことは全然なくて、いい気持ちになっていても体は壊れてきて、幻覚をみて、犯罪を犯してしまうかもしれない。いろんな危険性を秘めているのですね。
それを一時期の感情で、そして「使ってはいけないもの」という妖しさに惹かれて使ってしまったり・・。

大麻をきっかけに次の薬物へのいってしまうかもしれないという怖さを考えると、薬物に関しては日本はこのままの姿勢を貫いて欲しいと思います。
大人になって、大麻のことをちゃんと知った上での使用はいいのかもしれない、。でも実際には、知識をきちんと持っていないティーンエイジもしくはそれより下の子が使用してしまって、そこから深くはまっていってしまうのが怖いと感じるのです。。

そして昨日、東京大学院に通うスペイン人の留学生が大麻所持で逮捕されました。
◇東大大学院のスペイン人研究生逮捕=航空郵便で大麻密輸の疑い-警視庁

Dichanは彼のブログも見つけていましたが、それを読むと、日本での暮らしを紹介しているものでした。
きっと、日本での生活を楽しんでいたのでしょうね。
今回逮捕される以前に、2回くらいスペインから日本に来る際に密輸していたそうです。

彼にとっては、スペインにいるときと同じ気持ちで大麻を使用していたのかもしれません。2回も持ち込めたから今回も、、という気持ちだったのかもしれないけれど。
日本へ留学する人達に、どのような事前教育があるのかわからないですが、スペインと日本のドラッグの法律の違いを、ちゃんと知る必要があったのでしょう。
そしてこれからはもっと徹底していかなきゃいけないんだろうと思います。

わたしは大麻の匂いとか全然わからないのですが、dichanはわかるらしく、日本でわたしの家の近くで夜中、男性が外で座ってタバコを吸っているのを見て、
「マリファナの匂いがする。あの人吸ってる。」と言ってました。独特な匂いなのかな??

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