川崎駅前もだいぶ変わってきたけど、駅からちょっと歩けばすぐ、ごちゃごちゃとした飲み屋街があって楽しい。別にでっかいショッピングモールなんて必要なかったんじゃないかなあ~。昔はだいぶ治安が悪かったみたいだけど。
銀柳街とかその周辺は、居酒屋も風俗の店もごっちゃまぜに並んでて、客引きもいるしおねーちゃん達も立ってるし、ご飯どころやおねーちゃんの店探してる集団もいて面白いんだな。この活気はなくなって欲しくないね~。
誰かが言っていたのが川崎は川崎内でお金が廻るようになっているってこと。
おじちゃんたちが京浜工業地帯で働き、給料は川崎競馬場、堀之内(風俗街)、銀柳街周辺の飲み屋で消費される。って、なるほどなあ~って思ったことがある。
横浜でも確かにみなとみらい地区とか綺麗だけど、伊勢佐木町とかのほうも好きなんだよね。ごちゃごちゃしてて、一歩道を外れると何があるかわからないっていう・・・。でも横浜は、なんだかすべてクリーンにしたい傾向があるみたいで。ずーっと赤線地帯の名残だった黄金町周辺は今はさびしくなってしまいました。以前は電車に乗っていて、窓から見下ろすと、高架下に並ぶお店に女性が立っているのが見えていました。今はお店も閉まり、線路もコンクリートの低い壁ができて下の様子は見えません。
働いていたのは外国人が多かったと思うけど、ちゃんと国に帰れたんだろうかとかたまーに考えます。確かにその駅周辺のイメージが悪かったのかもとか思うけど、、、でも未だに地下鉄阪東橋付近から横浜方面には風俗街が続くしよっぽどそっちのほうがギラギラしてるのになんでだろうな~って。
そういう夜のお店もすべてひっくるめて横浜だなって思っていたのでなんだかな。だから川崎みたいに共存してるような感じがなんだかいいなって感じてしまう。ほんとに街、と言う意味で。
横浜黄金町といえば高校のとき読んだこれ。柳美里の書く文章って、すごいまとわりつくような気持ち悪さがある。その書き方が物語をすごい怖くさせてる・・。他の本も、普通の人が書くと、普通の文章になるだろうに、彼女が書くと、なんだかリアルにぬめっとした感覚になるのは何故なんだろう・・。
でもその独特の文章に惹かれて、彼女の本はほとんど読みました。でも、読み終わったあとは暗くなります。。
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