今年、バルセロナ訪れたときふと思ったこと。
人に、ジロジロ見られることが減った。
なぜか急にそう思ったのです。
10年前、バルセロナで生活していたとき。もっと奇異な目で見られていた気がする。
10年前のスペイン人が考えるアジア人と言えば、中国人で、私もすれ違い様に「チナ、チナ(中国人)」とよく言われたわ。そして10年前からほぼ毎年、スペインを訪れているけれど…
気にしなくなったから聞こえない、感じないのか?
それもあるかも(笑)
いやいや、10年前と比べて、明らかに日本人の観光客も増えて、日本の文化もすこーーーーーしずつ知られるようになって、「たけし城」が放映されなくなって(私は、この番組をスペインで知った…)アジア人が、特殊でなくなった?ような?勝手に私が感じていることだけど。
Dichanがむかーし、スペイン人は中国人に仕事取られて怒ってる。みたいに言ってたのが懐かしい。嘘かほんとかわからないけどねー少なくとも、街でからかわれなくなった。
まあメトロとかに乗ってるとじーーーーーーーーっと見られてますけどね。
そういうときは、私もじーーーーーーーーっと見返しますよ。
10年前は、なぜか中国人に間違われることがすごく嫌だったのです。
日本で生まれずーっと暮らしてきて、自分は日本人だ、誰が見ても。みたいな思い込み。世間知らずだったのですね。
でもスペイン人にとっちゃ、中国人も日本人も韓国人も区別つかないわけで。
そのときの私は自分が日本人であり、世界みんながジャパンを知っていて当たり前だろうっていう気持ちがあって、それが壊されたとき、すごくショックだったんだろうなと
そんなことを思いだしました。
自分が世界を知らなかった。
いまは別に中国人と呼ばれようが、韓国人だろうがもちろん日本人でも、なんとも思わないのです。私もスペイン人イタリア人フランス人の違いわからないようなもんだから。
つぶやきでした。
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