離婚したいと思ったら読む本第2版 [ 中里妃沙子 ]
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なぜ国際離婚の話・・・!!
旦那との間でたまに国際離婚について話すときがあります。別にそんな予兆はないけど・・・。
旦那は現在日本在住なので、息子を連れて勝手にスペインに帰国する!ってなるとハーグ条約にひっかかるんですよね。誘拐罪みたいなかんじ)
でも、離婚まではいかないけれど、奥さんが子供連れてスペインにしばらくかえってしまった実例を知っています。この場合、ただの一時帰国だよ!って言ってしまえば追求されないのかな?で、実際には戻らない。と
スペインならまだその手でいけるかもしれませんが、アメリカとかだともっと厳しいのだろうか・・・。
スペインX日本人夫婦の国際離婚の大半の原因って、おおまかになんだろう・・・?異性関係?家庭内暴力?国によって離婚の原因は主に変わらないのかな。
でも、ほとんど日本人奥さんがスペインに嫁いでいって、仕事したくてもスペインの不況のなか仕事もない、子育てや慣れない環境のストレス、息子大好き外国人義母との関係・・・。海外生活って大変なんですよね。
海外で国際離婚となると、海外での離婚手続きとか、必要書類もわからないし、かならず裁判しなきゃいけないから、弁護士を探すのにも一苦労だし、お金もかなり必要ですよね。言語の問題があると、日本語が通じる弁護士さんを探さなければいけなかったり。特に専業主婦だと弁護士の費用もどこから捻出するの?という話。
国際離婚の手続きもわからないし、実際自分がスペインで離婚となったら、やっぱり息子連れて帰ってしまいたくなる・・・。
海外の離婚って、慰謝料とれないんだよねーって、旦那と話してて初めてしりました。慰謝料が取れるのは、日本だけ?他の国はどうなんだろう?スペインでは相手の不貞でも慰謝料や養育費を一方的にはとれません。それに大体共同親権。
というのも旦那の両親は離婚していて、普段の生活は母親と一緒に、週末はかならず父親と一緒にご飯をたべたり、家に行ったりしていました。それが取り決めだったようです。そして、しばらく父親の持ち家で母子暮らしていましたが、母親が家を他に借り、今まで住んでいた家は父親側に返されました。
例えば、夫婦どちらかが浮気などをしても、子供にとっては親であり、一方的に片親に会わせなくするのは子供にとっては不平等ということなのかな。と思っています。でも、家庭内暴力などはどうなんだろう?これは明らかに子供にも悪影響なのに、親権をとれると主張できるのだろうか・・・
以前国際離婚に関するブログを偶然読んだときは、家庭内暴力でも親権は楽にはとれない、子供を連れての帰国も難しい(ハーグ条約違反になり、誘拐とみなされる。帰国すると父親の国には入国できない恐れがある、入国できても犯罪者とみなされ、子供に会えないかもしれない)などと書かれていて衝撃でした。
さらに、慰謝料も養育費も取れないとなると、自分ひとりで帰国(子供は連れて帰れない。)?そのまま父親の国でシングルマザーとして生きていく?これしかないのか。
外国人と結婚して海外で暮らすなら、やっぱり自分も自立していかないと不利なことっていっぱいあるんだよね。配偶者の言語はもちろん、できるなら仕事とか。もちろん、そんな心配しなくても、やっていける夫婦、家族のほうが多いのだろうけど、いつどこで自分の人生が変わるかなんてわからないわけだから。
なんてどんどん深い話になっていってしまうのであります・・・。(大丈夫です、離婚しないと思います)
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