バルセロナに来るまで、カタランの恐ろしさを知らなかった私。普通に、スペイン語に近い言語だと思っていました。
まさか、フランス語に近い言語だったなんて。(いまさら?)
カタルーニャ地方では、学校の授業はカタラン、そしてスペイン語を習い、(英語も最近から授業に取り入れるようになったらしい)もうその時点で2ヶ国語を操っているようなもんです。
最初に気づいたのが、メトロで”出口”の表記が2つあったこと。
「なんで 表記が二つ?何語?」と尋ねると
「片方はスペイン語。片方はカタラン。」といわれました。
結構いたるところで2種類の表記がしてあり、「カタラン強調しすぎじゃないの?」
と一人で勝手に思ってました。
カタルーニャ地方の人達は、自分たちのことは「スペイン人ではなく、カタロニア人だ」
と言う人が多いです。でもスペインをよーく見ると、北のバスク地方でも使用される言語は全然違うし、
彼もバスク地方のことを「バスコ カントリー」とひとつの独立した国みたいに呼んでました。
たしかにETAというグループがスペインからの独立を叫んでいた時期もあったし、カタルーニャも昔はスペインと対立していたようです。
歴史を聞いたりしていると、スペインっていろんな国が集まってたんだなと新たな発見でした。
でもね、でもね、観光客がいっぱい訪れるバルセロナなんだから・・
カタランだけじゃなくて英語も表記してほしいなぁ~。。。(切実)
ピカソ美術館・・
ここって スペイン人あんまり訪れないと思うけど・・
絵の説明がスペイン語とカタランだけなんて どうよ!「これなんの意味?なんて書いてあるの?」
聞きまくり!ましてやここ日本人も多く訪れるかと思いますが、みんなどうしてるんでしょ?
絵みるだけじゃつまらないじゃんか・・。
一番悲しかった観光場所でした。
そして最初に覚えたカタラン。スペイン語で”Por Favor”(お願いしますの意味)が、
カタランは”Si us prau”。
ぜ~んぜん違う~!!でもまずはスペイン語攻略だよなぁ。。なんて。。カタランとスペイン語のはざまでゆれている私です。
コメント